化粧品事業

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色で質感を表現するおもしろさヘアカラー製品の奥深さにチャレンジ 化粧品事業 研究開発 2009年入社 細谷 麻央

一日のスケジュール
  • 9:00 出社・実験開始
  • 研究所には車で通勤
  • 昨日準備していた素材を使って分析、染色試験
  • 試作は粘って繰り返す
  • 12:00 ランチ
  • 仲間とお弁当
  • 事業所の食堂には幻のランチが存在
    チキン南蛮&ちらし寿司セット
    (・・・すぐ売り切れるらしいです)
  • 13:00 原料メーカーさんと打ち合わせ
  • 新しく試せそうな素材の
    プレゼンを受ける
  • 14:00 実験
  • 試作試験の続きに取り組む
  • pH値測定など安全性も確認
  • スタッフミーティングで意見の
    とりまとめ
  • 翌日の実験準備
  • 17:00 デスクワーク
  • 一日のデータを整理
  • 文献調査
  • 18:00 退社
トレンドを探るためによくショッピングに出かけます。
最近はネイルにも興味津々、自分でもトライしています。

分析器に現れないニュアンスは人の感覚から学ぶ

サロンでご使用いただくヘアカラー製品の研究開発に取り組んでいます。ヘアカラーは髪への染まり方だけでなく質感、安全性や安定性など、さまざまな機能が求められます。また、ひとつのシリーズで40~80色程の色みがあります。色の綺麗さや色持ちなどを考慮して染料を微調整しながら一色ずつ処方を決定していくという、本当に細かい作業の連続です。そんな時に頼りになるのが、美容師さんたちです。当社ではサロンヒアリングといって、試作品を使ってもらいアドバイスいただくためにサロンを訪問する機会が多くあります。研究室では色やツヤを数値化する分析機器を用いて性能を評価しますが、毎日髪を見て、触っている美容師さんの感覚はとても素晴らしく、機器ではほとんど差のないような色の変化も見分けてしまいます。その上で「もっとすっきりした色味に」など自分の言葉で実感したことを伝えてくれます。こうした意見を大切に、自分なりの感性も加えながら製品化していくのですが、数値と美容師さんの感覚をどのようにリンクさせるかはまだまだ難しい課題です。しかし、実際に評価するのはサロンさまやそこに来られるお客さまです。だからこそ、外に出て現場の意見を聞くことは非常に重要だと考えています。

製品開発を通じて受け継ぐのは守ってきた信頼関係

当社しか知らない私が言うのもなんですが、これほど恵まれた環境はないと思います。製品開発に対する考え方など、上下関係なく一人の研究者として意見を求められる機会も多く、みんな自分の仕事に対する責任感とプライドを強く持っています。特にカラーはチームで作り上げていく製品なので、先輩方のアドバイスやサポート、メンバーの支えがあるからこそできる仕事だと感じています。また、サロンヒアリングでは、美容師さんのプロ意識やこだわり、お客さまにこういったものを提供したいという熱い気持ちも聞くことができるので、仕事に対するモチベーションの上がる貴重な時間です。そうした思いが根底にあるので、サンプル品のアンケートに「お客さまにまたこれで染めてほしいと言っていただけました」「カラーをもっと楽しみます」といった言葉を見つけた時は、自分がこの会社でやりたかった事に一歩近づけた気がして本当に嬉しく思います。今までルベルブランドが製品を通してサロンさま、お客さまと築き上げてきた信頼を、これからもしっかりと守っていかなくてはならないと改めて深く思う瞬間です。

ヘアカラーの魔法を信じてより良い製品づくりへ

例えば50色のシリーズ製品を発売するまでには、その10倍以上の失敗作があります。ボツになるたびにいちいち落ち込んでいても仕事は進みませんし、そもそもゆっくり落ち込んでいられる時間などありません。入社当時は自分に自信がなかったり、失敗が怖かったりしましたが、経験を通して失敗はマイナスではなくそこから学べる成功への近道だと思えるようになりました。処方を組むことも非常に奥の深いことですし、美容師さんの世界も知らないことだらけです。もっと知りたい、理解したいと思う気持ちが新しい発見へと導いてくれます。また、研究所にはとてもエネルギーに溢れた人が多くいます。自分の考えを持ち、思いを熱く語れるエネルギーやパワーを製品へと注ぐことのできる人が活躍できるところだと思います。私は学生時代から美容室に行くのが大好きでした。自分自身の体験からも、ヘアカラーにはその人の表情から気分まで変えられる魔法の力があると信じています。この気持ちがあるからこそ、苦しいことがあっても、もっと良い製品を作りたいと思えるのだと思います。