YUME史上最高の心地よさを目指して

タカラベルモントでは、未来に向かって新しい価値を提供する革新的な製品、「タカラらしい」製品をつくるために様々な研究が進められています。第2回目の今号では、今年1月に発売されたYUME SUITEの開発に向けて行った、ふたつの研究を紹介します。

 この研究は、YUME史上最高の寝心地を実現し、サロンでのヘッドスパメニューの価値をさらに高めることを目的にスタートしました。YUME開発チームがこれまで培ってきた技術を応用し、そこに化粧品研究開発部が取り組んできたヘッドスパの心身への効果に関する研究を組み合わせることで、長時間のヘッドスパに適したチェアの条件を導き出しました。

 研究結果は日本人間工学会と日本生理人類学会にて発表しました。このような、チェアの条件とヘッドスパの心身へ影響の関係についての学術的な報告は、日本初の取り組みです。

 ふたつの研究から、ヘッドスパ施術を受けるときの姿勢やシートヒーターの違いが、チェアに寝たときの心地よさに影響を与えうる要素であることが科学的に証明されました。適切に設計されたチェアがヘッドスパをはじめとするサロンメニューの価値をさらに高め、お客様に上質な時間を提供することができると期待しています。

日本人間工学会第59回大会
「ヘッドスパ施術を想定した寝姿勢の違いによる心理的・生理的効果」

日本生理人類学会第77回大会
「ヘッドスパ施術を想定した背部加温が及ぼす生理的効果」

研究者(敬称略)
萬成哲也,小川俊介,多田俊彦,戸田和成,佐藤千怜,中嶋礼子,奥崎則雅,細川博史,岡本宏司,大西日出男

心地よいだけじゃない!?シートヒーターの効果
~背中の加温についての研究~

ヘッドスパチェアのシートに内蔵されたヒーターを、より有効に活用するにはどうしたらよいかを調べた研究です。足元のみにヒーターを内蔵したチェアもありますが、背中も同時に温めることで心身への異なる影響が見えてきました。

完全フルフラットが誘う最高の時間
~寝姿勢についての研究~

ヘッドスパを受ける際の姿勢によって心身への効果にどのような違いが生じるかについての研究です。レッグレストの角度を変えたチェアに、ヘッドスパ施術を想定して長時間寝た姿勢を保ったとき心身に起こる変化を、心拍数や血流、TDMS-ST(二次元気分尺度)などの指標を用いて調べました。

研究者紹介

開発本部 理美容・エステ開発G 多田俊彦さん

今回、ヘッドスパの学術的知見のある化粧品研究開発部のみなさんとともに、施術を想定した寝心地を深く追求することができ、新たな発見や違いの裏付けを取ることができました。今後もこういった活動を通じて快適な製品作りを目指していきます。

化粧品研究開発部 第一研究所 萬成哲也さん

化粧品研究開発部では、心と身体の「見える化」に取り組んでおり、ノウハウが確立されてきました。このノウハウを、タカラが手掛ける様々な分野に活用することで、タカラ独自の新しい価値を生み出していきたいです。