トップメッセージ

世界は今、深刻さを増す環境問題、先行き不透明な紛争など、混迷を極めた時代にあります。しかし、どのような状況や時代でも、変わらない願いがあります。
それは、そこで暮らす人々の「美しく健康でありたい」という願いです。
コロナ禍により、“非接触”が当たり前となった今、タカラベルモントが向き合う理美容業界、医療業界のプロフェッショナルの皆様は、
手で触れることでその願いをかなえようと、日々現場に立ち続けています。
「手で触れるリアルな現場」が、いかに素晴らしく、尊いものか。コロナ禍は、私たちに再認識させてくれました。

私たちは、「ものづくり企業」として、人々の「美と健康」を守るプロフェッショナルの皆様に、安心で安全な製品、空間をお届けし、全力でサポートすること。
それが、タカラベルモントのミッションです。

このミッションを果たしていくため、100周年を機に、美しい人生を、かなえよう。をパーパスに制定しました。

そして、パーパス経営実装のためのグループ Vision「イノベーションで人と社会のウェルビーイングを実現するグローバルカンパニー」を掲げ、理美容業界、医療業界のさらなる発展に貢献していくことを目指しています。

そのために重要なポイントは2つ。

私たちのパーパス

1つ目は、「サステナビリティ」の視点を取り入れたものづくりを
実行すること

これまでも様々なシーンで、「ものづくり企業」として社会課題に向き合う取り組みを行ってきました。
しかし、その責務を果たすためには、サステナビリティの視点を取り入れ、次の時代の新たなスタンダードを目指したものづくりを進めていくことが重要と考えます。

琵琶湖

2つ目は、世界中の人々の心身豊かな未来社会実現に向け、
新たな価値・サービスを創出すること

当社が大切にしている丁寧で確かなものづくりは、世界各国で評価をいただき、現在12か国にて現地法人を構え、120か国のプロフェッショナルの皆様に製品をご利用いただいています。
しかし、これまでの実績にとらわれることなく、強みである「美」と「医療」の融合を目指した新たな価値・サービス創出を加速させていきます。

そのひとつの節目は、2025年に開催される大阪・関西万博です。
タカラベルモントは、「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」出展参加を表明し、世界最高の舞台で、“未来のヘルスケアサロン”の展示を目指すと発表しました。今回の出展では、「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」のテーマ“REBORN”のベースとなる「いのち」と「健康」、心身豊かで快適に暮らしやすい未来社会の実現に向け、当社主力事業である美容と医療を融合した「未来のヘルスケアサロン」の展示を目指します。そして、本展示を次世代の事業に発展させるべく、もてる技術と知恵を結集し、タカラベルモントグループ一丸となって推進してまいります。

大阪パビリオン

「大阪パビリオン」外観イメージ
写真提供:2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会

タカラベルモントは、これからも「ものづくり企業」として、持続可能な社会を目指し、地域や業界全体の発展、世界中の「美しい人生を、かなえたい」と願う人々のために
付加価値の高い製品やソリューションの開発に、挑戦し続けていきます。

代表取締役会長兼社長 吉川秀隆Representative Director,
Chairman and President

Hidetaka Yoshikawa