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タカラベルモント創業100年記念
「美しく生きる喜び~1970年大阪万博から始まる美の哲学~」

約50年前の大阪万博に出展した当社展示館の設計図などを初公開
2021年11月16日(火)~12月17日(金)の期間、平日限定で、大阪本社にて入場無料で公開

「美しい人生を、かなえよう。」をパーパスに理容室・美容室、エステ・ネイルサロンおよび歯科・医療クリニックの業務用設備機器や化粧品・空間デザイン等を手掛けるタカラベルモント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:吉川 秀隆)は、先月100周年を迎えたのを機に、大阪本社1階エントランスにて、明日11月16日(火)~12月17日(金)までの期間、平日限定で、タカラベルモント創業100年記念「美しく生きる喜び~1970年大阪万博から始まる美の哲学~」と題した展示を、入場無料で、一般公開いたします。

写真左)タカラベルモント所蔵「設計図」と施工図
写真右)コシノジュンコ氏デザイン「タカラ・ビューティリオン」コンパニオン ユニホーム

本展示は、創業100年にあたり、当社が飛躍を遂げる大きなきっかけとなった1970年の大阪万博を振り返る当社の所蔵の資料などをお披露目することで、“コロナ禍という大変な状況で、地域のみなさまへ明るい話題を届けたい”と企画しました。当時、資本金を上回る出資額のため、周囲の猛反対を受けた単独でのパビリオン出展でしたが、創業者・吉川秀信の決意は固く、「美しく生きる喜び」をコンセプトに、パビリオン「タカラ・ビューティリオン」の出展を決断。新進気鋭といわれた若きクリエイターたちとタッグを組み展開しました。近未来を予感させた独特なデザインのパビリオンは、大きな反響をよび、350万人以上のお客様にご来場いただき、大成功。本展示では、パビリオンコンセプトの「美しく生きる喜び」は1970年の 大阪万博から変わることのないタカラベルモントの想いです。当社の関連資料などをお披露目することで、タカラベルモントが描いた「美」の世界の一端をお楽しみいただけます。

<本展示のみどころ>

1.20世紀を代表する建築家・黒川紀章氏が手掛けた当社パビリオンの設計図や手書きのスケッチを初公開

「タカラ・ビューティリオン」の設計や、プロデュースは、日本を代表する現代建築の運動「メタボリズム」の中心的建築家であり、後に世界で活躍した黒川紀章氏が手掛けましたが、この度当社でみつかったパビリオンの設計図が初お目見え。さらに、本展示をきっかけに、株式会社黒川紀章建築都市設計事務所が所蔵し、これまで非公開であった「タカラ・ビューティリオン」のコンセプトスケッチを、初めて公開します。当時、ジャングルジムのような構造体に、カプセルを組み込む方式で、未来建築を表現した斬新なアイディアが話題を集めましたが、そのパーツイメージを描いた直筆の貴重なコンセプトスケッチをご覧いただくことができます。また、あわせて「タカラ・ビューティリオン」の約50の1の模型も展示します。

2.デザイナー コシノジュンコ氏が手掛ける当社パビリオンのユニホームを期間限定で展示

ミニスカートが主流だった70年代。「タカラ・ビューティリオン」のホステスが着用したユニホームはイエローのパンツスタイルに、リバーシブルのマントと帽子という斬新なスタイルでした。その貴重なユニホームを、今回大阪府より、お借りし、期間中、公開します。現在も国内外で活躍するコシノジュンコ氏が世界的に飛躍するきっかけの一つとなったクリエイションのパワーを体感いただける展示となっています。

<開催概要>

本展示は、創業100年にあたり、当社が飛躍を遂げる大きなきっかけとなった1970年の大阪万博への単独出展に関して貴重な資料やコレクションを展示することで、当時を振り返り、その想いの一端に触れていただこうと企画、開催するものです。開催に伴い、株式会社黒川紀章建築都市設計事務所で所蔵している手書きのパビリオンコンセプトスケッチなど、初公開するほか、計28点を展示。期間中(※平日に限る)、どなたでも無料でご覧いただけます。

名  称: タカラベルモント創業100年記念 「美しく生きる喜び~1970年大阪万博から始まる美の哲学~」
会  場: タカラベルモント大阪本社 1Fエントランス 〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋2-1-1
期  間: 2021年11月16日(火)~12月17日(金) ※平日:10:00~17:00のみ公開
料  金: 入場無料
アクセス: 地下鉄堺筋線「長堀橋駅」7番より徒歩3分、地下鉄堺筋線・千日前線・近鉄「日本橋駅」2・6番より徒歩5分
お客様一般お問合せ: 06-6211-2831 ※平日10時~17時
タカラベルモントURL: https://www.takarabelmont.com/

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予告なく展示の中止や開催期間の変更などある場合がございます。
詳細は、当社HPかお客様一般お問合せまでご連絡くださいませ。

<1970年大阪万博 「タカラ・ビューティリオン」 概要>

パビリオンは、「美しく生きる喜び」をコンセプトに設計。黒川紀章氏が設計した、ジャングルジムのような構造体に、カプセルを組み込む方式で、未来建築を表現した建物は、その斬新なアイディアが話題を集めました。大阪万博以降、理容店のイメージを一新したスペースもこのとき開発されました。館内は、地階が幻想的な映像と音楽で構成する実験場。1階から2階は、未来の理美容サロン、歯科クリニック、バスルームを提案するフロア。3階は回転式のショーステージとなり、4階は、未来のカプセル住宅を展開。「どこよりも早く完成させる」ことにこだわった創業者の言葉どおり、わずか7日間で完成したパビリオンは、当時メディアの大きな注目を浴び、そのパビリオンを一目みようと、連日多くのお客様が来場しました。すでに海外への進出を果たしていましたが、本パビリオン出展を機に、会社も大きく成長するきっかけとなりました。

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