経験やキャリアにとらわれない挑戦!シリーズ①理系(機械系)出身編

今回は『理系出身の事務系総合職社員特集』をお送りします!機械系専攻出身 入社9年目 メディカル事業部営業部 O社員に直撃し、就職活動から現在の仕事内容までたっぷりと語っていただきました!


Profile

R.O

1991年大阪府生まれ。システム理工学部機械工学科卒業。大学内の就職セミナーにてタカラベルモントと出会い、事務系総合職として2013年入社。現在はメディカル事業部の営業を担当。


タカラベルモントとの出会いで見いだした“理系出身営業”という可能性

―大学ではどんな勉強をしていたのでしょうか?

理工学部で機械工学を専攻していました。主に「機械力学」「熱力学」「流体力学」「材料力学」といういわゆる『4力学』を中心に、エンジン・エアコンの仕組みや材質の強度等を学び、実技では図形の作成や金属の切削・溶接、C言語を使ったプログラミングの基礎なども学びました。大学3年下期からは研究室に入り、レーザーを使った計測機器の開発に携わっていました。

―就職活動を進めていく中で、どんな仕事に就きたいと考えていたのでしょうか?

技術職や事務系総合職、大学院進学など様々な選択肢がある中で、自分が進む方向を考えるようになった最初のきっかけは、“自分に技術職は向いていないかな?”と思ったことです。私が所属していた研究室ではレーザーを使用するため、基本的には暗室でレーザーとパソコンと向き合う非日常的な生活を送っていました。そうすると、人とコミュニケーションをとる機会がおのずと少なくなっていくんですよね。そんな生活の中で、たまに外に出て人と触れ合ったときに、“自分は黙々と地道な作業をするのは向いていないな”と考えるようになり、営業としての就職を考えるようになりました。

―就職活動ではかなり悩まれたようですね。どのように企業選びをしていましたか?

自分の進む道に悩んでいるときに、大学の就職セミナーでタカラベルモントと出会いました。その時、登壇していた人事担当の方に当時の自分の思いや悩みを伝えたところ、理系知識を活かしてメーカーで活躍できる営業職の可能性を教えてもらったんです。そこから自己分析をさらに重ね、就職活動を続けるうちに、「やはり自分には営業職が向いているな」と確信し、大学院進学や技術職での就職という選択肢ではなく就職を決意しました。

“自分の言葉”でお客様へ製品を紹介ができるという強み

―タカラベルモントへ営業職として入社し、現在どのような仕事をされているのでしょうか?

私は現在、メディカル事業部の営業部に所属しています。メディカル事業部は幅広い科目の医療設備機器を扱う事業部です。製品やサービスをお客様である病院やクリニックのドクターに提案・提供することが営業である私の主な仕事です。領域が広いので、大学病院に訪問する日もあれば、レディースクリニックの院長と空間についてお話しすることもあり、日々やりがいがありますね。

―小川さんの1日の仕事スケジュールを教えてください。

日によってスケジュールは様々ですが、事務仕事を行う時以外はほとんど外に出てお客様を訪問しています。

O社員のとある1日のスケジュール

―仕事をしていて理系の知識があって良かったと思う瞬間はありますか?

やはり機械的な部分の説明をお客様に理解していただけるように自分の言葉としてかみ砕いて説明できることですね。今の時代、基本的な製品の性能などはホームページやカタログに載っているので、営業が詳しく説明する必要性はなくなってきているように思います。しかし、メーカーの営業としては「他社製品とどう違うのか」「なぜタカラベルモントの製品が良いのか」をしっかりと説明するべきだと思っています。その部分に関して、私は機械工学を専攻していたということもあり、一般の方でも理解できるように生情報としてお客様にご説明できるので自分でも強みだと感じています。

―技術的な面ではいかがでしょうか?

メディカル事業部の営業は製品の修理を行うことも少なくないので、学生時代の経験は大いに役立っていると思います。もちろんメンテナンスの専門部隊がいるので細かな技術までは必要ありませんが、故障原因をお客様により細かく論理的に説明をすることでご理解いただけることもあります。また、そこから新しい製品の買い替えへとつながるケースもあるので、入社から8年ほど営業をしていますが理系出身でよかったと思うことが多々ありますね。

―ありがとうございました!!

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新卒採用担当

タカラベルモントの採用・社員教育を担当する人事教育部。
インターンシップ・採用面接等で接する人事のメンバーは総勢10名ほど。新設されたこのオウンドメディアで、これまでなかなかお見せできなかったタカラベルモントの”生”情報についてお伝えしていきたいと思います!