匠の技と機械がもたらす
美しさと精密さ

タカラベルモントの製品は熟練の技と機械で創り出しています。
職人の手によって細部にまでこだわった美しさと滑らかさを、
機械によって精度の高いクオリティをかなえることができます。

人の手 × 機械

理容椅子 理容椅子ができるまで

タカラベルモントの理容椅子「ルアール」がどのようにできているのかをご紹介します。

骨組みづくり

機械加工

  • 人の手
  • 機械

鋳物や鉄などの金属を加工し、椅子の土台や骨組みとなる部品を自動で製造しています。
当社では椅子の骨組みとなる部品の約7割は内製で行い、部品によっては24時間体制で製造しています。

機械加工
社員

大阪工場 製造部
中 宗仙

機械ごとの仕事量のバランスや稼働率の調整を行っています。タカラ品質のため、良品を次に回す、不良品でご迷惑をおかけしないなど気をつけて作業しています。

機械加工
塗装・焼き入れ

塗装・焼き入れ

  • 人の手
  • 機械

部品の強度を上げたり、さびを防止するため、加工された部品は用途に応じて塗装や焼き入れを行います。

塗装・焼き入れ
シートづくり

裁断

  • 機械

椅子の座面や手すりなどに使用している合皮レザーを裁断します。効率よく作業するため、椅子1台分のパーツをレイアウトしてカットします。

裁断

型抜き後のレザーはRe:bonis(リボニス)
プロジェクトで活用

裁断
リボニス

型抜き後のレザーは
Re:bonis(リボニス)
プロジェクトで活用

縫製

縫製

  • 人の手

当社の椅子製品は複雑な形状が多いため、裁縫はひとつひとつ熟練の職人たちがミシンで縫っていきます。

縫製

張り加工

  • 人の手

職人たちが力の入れ具合を加減しつつ、少しずつ合皮レザーを伸ばしながら張っていきます。人の手で張ることで、たるみのない美しい張りやラグジュアリーなギャザーを出すことができます。※当社では合成皮革を指します。

縫製
社員

大阪工場 技術部白井 宏典

普段から作業する方とコミュニケーションを取りながら、やりにくい部分などはフィードバックをもらい、人によるクオリティのばらつきが防げるよう心がけています。

張り加工
組立・検査など
部品準備・配膳

部品準備・配膳

  • 機械

部品は自動ラック倉庫にて管理し、必要な部品を倉庫から自動搬送してピッキングします。その後、部品を配膳台車に乗せて、椅子組み立て現場へ配膳。部品の誤使用や組み忘れを防ぐため、配膳台車には工程順に並べられます。

組立・検査など

椅子組立・作業チェック

  • 人の手

組み立ては各工程1名ずつで行い、セル生産とライン生産のハイブリッド方式を採用することで生産性をアップ。
工程ごとに200個近くの検査項目を設け、座面の昇降位置やリクライニングの角度などを細かくチェックし、次の工程に引き継ぎます。

椅子組立・作業チェック
社員

大阪工場 製造部喜多 真一

シールに自分の名前が入るので、身の引き締まる思いです。お客様から「いい製品を作ってくれた」と連絡をいただくこともあり、やりがいもひとしおです。

椅子組立・作業チェック
製品検査

製品検査

  • 人の手

製品検査担当者により、電気系統や椅子に重りを載せて動作確認を行います。シートの縫い目のずれなども確認し、ほんの少しでもずれているようなら修正します。検査を終えた製品には、最終工程の製造者が記されたシールが貼られます。

梱包・出荷

梱包・出荷

ひとつひとつ梱包された製品は国内外へ出荷されます。海外へ船で届ける製品は、無駄なスペースが出ないように効率よくコンテナに積み込み、1回の輸送で多くの製品を運べるように工夫しています。

梱包・出荷

お客様の元へ、
確かな品質でお届けします。

理容椅子