現在の仕事内容を教えてください。

当社が製造する化粧品製品の品質確認を行っています。具体的には、人の五感を使って品質を判定する官能試験や、HPLC（高速液体クロマトグラフ法）を用いた機器分析、安全性を確認するための微生物試験などがあります。検査対象は製品に留まらず、原料や容器、生産現場の衛生環境など、工場全体が対象です。そのため、「高い品質を実現するために必要なこと」を常に考え、工場全体を俯瞰し、行動することが求められます。その業務範囲は奥深く、製造部で使用されている充填用ホースの材質変更の提案を行い、品質向上に貢献したことも。目の前の業務だけではなく、品質に繋がるすべてのことにおいて、他部署と協議・連携しながら、「安心」を生み出すことが品質管理の仕事です。

タカラベルモントは、どんな会社ですか？

強いこだわりや芯を持っている人が多い印象です。同期を見渡しても十人十色の個性があり、タカラベルモントの掲げる「美と健康」の実現に寄与していると思います。お客さまに安心を提供するため、品質管理部では技術的な専門性が必須ですが、専門性にそれぞれの個性による多様性が合わさるからこそ見えてくるものがあると感じています。またタカラベルモントのお客さまは、プロの技術者です。プロの要望に応えるため、誰もがモノづくりのプロとして誇りを持って日々新しい知識を得ながら取り組んでいます。仲間と助け合いながら業務に取り組んだり、自身の経験や知識を存分に発揮して課題を解決したり、日々の業務にもハリがある会社です。

あなたが今後、PRODUCEしてみたい「WOW！」について教えてください。

「新しい付加価値を持つ工場」を主体的に創っていきたいです。工場は製品を生産する場所という認識が一般的ですが、お客さまに対し、これまで以上の安心と価値をお届けするためには「視える化・魅せる化」の実現が不可欠です。その実現のためには、DXを活用した効率的な製造プロセスや、迅速かつ確実な品質保証システム、サステナブルな工場運営に向けた取り組みなどの導入がカギとなるはずです。まだ「新しい付加価値を持つ工場」への道半ばですが、実現されることで今後の対外的な取り引きや採用活動の拡大に繋がり、さらにその先には、理美容業界のより一層の発展があると信じています。