【キャリアアップ】アメリカ駐在の設計者として世界の市場に挑戦!

現在、タカラベルモントは国内54カ所・海外26カ所の拠点を構え、120 を超える国・地域で理美容サロン機器、プロフェッショナル用化粧品、歯科機器、医療機器をご愛顧いただいております。

中でも、アメリカ法人は当社にとって初めて設立した海外現地法人で、タカラベルモントのグローバル展開の起点ともなっています。今回は、そんなアメリカ現地法人に技術者として駐在しているN社員にインタビューし、普段の仕事や駐在社員として働くことの面白さ、今後の目標についてたっぷりお伺いいたしました!

Profile

N.N

2015年入社。理工学部卒業。2015年に入社して以来、設計開発部署にて海外向けの歯科機器を担当して、入社4年目の2018年よりアメリカ法人に赴任。現在は新製品ローンチに向けて邁進中!

良いモノを作ることが自分のミッション
―”やらない後悔”より”やる後悔”という思いでアメリカに

製品評価の様子

 普段の仕事について教えてください!

海外駐在の技術者(エンジニア)としての仕事は多岐にわたりますが、駐在地であるアメリカ向けに良いモノを作る!これが自分の最大のミッションだと考えています。

医院調査や営業社員へのヒアリングを通して、ここアメリカで求められるメリットを取りまとめて、次の製品企画を行うことはもちろん、開発途中の製品の良い点・悪い点をユーザー視点で捉えるため、現地ドクターにその試作を見ていただくこともあります。
また製品を作って終わりにするのではなく、アメリカ市場での製品の評価を基に、それを改善していくことを心がけています。製品の設計・開発は本社(日本)側と共同で行っており、アメリカ現地で得られた情報を日本の担当者に共有しながら、製品開発を進めています。(時差があるので、日本からの問い合わせ対応や会議などは朝一に行うことが多いですが…(笑))
製品開発以外にも、製品トラブル対応や生産性強化など幅広い業務に関わりながら、日々奮闘しています!

- 現地のドクターと接する機会も多そうですね。

そうですね。医院での製品トラブル対応や調査依頼を通して接点を持ち、頻繁に連絡を取り合っている現地ドクターも数名いらっしゃいます。現地ドクターと話すことで、日本では把握できなかったアメリカのユーザー視点でのモノの見方・考え方などを知ることができます。現地に身を置かなくては、持つことができない接点・気づくことができた発見を大切にしていきたいです。

- 現地のドクターから見たタカラベルモントはどのような評価なのでしょうか?

『JAPAN クオリティーで壊れない、耐久性に優れている』という声はよく聞きます。ありがたいことに、10年20年の間不自由なく当社製品を使っていただいているドクターもおられ、当社の製品品質に大変満足いただいているのを肌で感じることができます。設計者として、これほど嬉しいことはないですね!

確かな情報と実感をもとに製品設計ができ、世界市場で評価を得られることの面白さ

現地での展示会の様子

ー Nさんは入社4年目から駐在されていますが、どのような経緯でアメリカに?

入社当初から世界で活躍できることを夢見ていました。

元々は設計開発部署で北米向け歯科機器に携わっており、当時の上司から声をかけていただいたことがきっかけです。ただし、言語も人種も働き方も異なるアメリカに飛び込むことに迷いがなかったわけではありません。それでも、”やらない後悔よりはやる後悔”の気持ちを胸にアメリカに行くことを決意しました。

ー 実際にアメリカに駐在してみていかがですか?

毎日が新鮮で、アメリカに来て本当によかったと思っています!
これまで自分が日本で試行錯誤しながら設計していた製品が、どのようにお客様のもとに届けられ、どう使われ、評価されているのかを直接見ることができる ー それが一番やりがいとなっています。

日本よりはるかに大きな市場でビジネスを行う規模感もさることながら、日本では聞くことのできない”現地の生の声“を聞き、想像ではなく確かな情報を基に製品開発できることの楽しさは、赴任したからこそ感じられた思いです。
また、アメリカでの製品トラブル対応の際は、日本で培った知識やノウハウを活かせることができ、それが世界に通用しているのを実感できます。これまでの知識やノウハウ、そしてアメリカに来て得られた見識や現場経験が今の自分のパフォーマンスに繋がっていると信じています。これからもアメリカ現地のドクター(顧客)からの信頼に応えていきたいです。

― Nさんは現地社員スタッフともかなりコミュニケーションをとっていますよね?

私自身が人目を気にせずに発言や行動してしまうタイプということもありますが(笑)、フランクな雰囲気のアメリカには合っているようで毎日現地スタッフと仕事のことだけにとどまらず、プライベートのこともよく話します。

こちらで何十年も働いている現地スタッフに頼ることも多くありますが、逆に現地スタッフからの要望や相談もあります。そんな時は真摯に対応することを大切にしています。アメリカ法人の技術者(エンジニア)は私1人しかいない状況なので、私にしかできない対応も少なくありません。常にコミュニケーションを取ってお互い頼り合える関係を築くことで、日々の業務にポジティブに取り組むことができています。もちろん、ハロウィーン・クリスマスなどのイベントも一緒に楽しみますよ!

- さいごに、今後の目標は?

アメリカ赴任時の目標が、ある新製品を北米市場にリリースすることでした。今ようやくリリース直前というところまできています。まずは、その製品をリリースさせることが目下の目標です。そして、実際に自分の目で使用されている現場を見て、評価を聞き、エンジニア視点での販売促進や品質改善に努めたいです。自分が開発に携わった製品が、ここアメリカで多くのドクターに愛される、良いモノになればいいなと願っています。

― ありがとうございました!

(取材後記)
アメリカに赴任して約4年のNさん。取材中も職場内を回り、現地スタッフとコミュニケーションをとりながら質問にお答えいただきました! 
若手から海外に駐在する社員もいるタカラベルモント。少しでも駐在社員の仕事や雰囲気が伝わっていたら幸いです。

今後も更新をぜひお楽しみに!

profile

新卒採用担当

タカラベルモントの採用・社員教育を担当する人事教育部。
インターンシップ・採用面接等で接する人事のメンバーは総勢10名ほど。新設されたこのオウンドメディアで、これまでなかなかお見せできなかったタカラベルモントの”生”情報についてお伝えしていきたいと思います!