経験やキャリアにとらわれない挑戦!シリーズ②理系(化学)出身編

大学での専攻、また入社してからのキャリアなど積み上げたものをどう生かして、チャレンジしていくのか。今回は大学時代に理系専攻をし、研究などの経験を積んできた先輩社員がどのような就職活動をし、またその後どんなキャリアを積んでいるのかご紹介します!

今回は【理系出身社員(化学)編】をお届けします。

入社7年目 ルベル事業部営業部 O社員に密着し、自身の専攻がどのように活きているのかをたっぷりと語っていただきました!


Profile

T.O

1992年生まれ、2015年度入社。工学部応用化学科を卒業。高校生のころから頭髪化粧品に興味があり、化粧品関連の企業で働きたいと考え、タカラベルモントに出会う。入社後、頭髪化粧品部門で営業を担当。


“製品開発は研究開発職だけではない”-新たに見えた自分の進む道

―大学ではどんな勉強をしていたのでしょうか?

工学部応用科学科で、主に高分子化学・化学工学・界面化学の勉強をしていました。また、所属していた生命化学工学研究室では、高分子化学を用いた医療用センサの開発をしており、センサを作る時間の効率を24時間から1時間に短縮し、センサの精度を高めることに成功しました。

―就職活動を進めていく中で、どんな仕事に就きたいと考えるようになりましたか?

高校性の頃から、頭髪化粧品の開発に興味があり化学の道に進みました。しかし、自分が卒業した学科から頭髪化粧品の研究職へ就職した人がいなかったのです。どうしても化粧品関係の会社に勤めたいと思っていたので非常に悩みましたね。そんな時、就職活動を通じてタカラベルモントと出会い、“製品の開発は研究開発職だけではない”ということを知り事務系総合職での就職を決めました。

―“製品の開発は研究開発職だけではない”というのは?

美容師と近い関係で製品のヒアリング・開発協力などができるということです。自分の人生を変えるきっかけとなった美容師に強い憧れがあったので、この美容師と近い距離で製品に関わるということもタカラベルモントへの入社の決め手となりました。今では多くの美容師の方に新製品の使用感等をヒアリングし、それを研究開発職の同期に共有することで製品開発に関わることができています。

―タカラベルモントへ事務系総合職として入社し、現在どのような仕事をされているのでしょうか?

私が所属しているルベル事業部は頭髪化粧品を扱う事業部です。朝はだいたい代理店へ直行し、代理店セールスに対しての新製品等案内や勉強会、担当サロンについてヒアリング・打合せを行います。その後、担当サロンに訪問しオーナーとの打合せや製品提案を行っています。担当サロンへの訪問は、単独で訪問する場合と代理店セールスと同行して訪問する場合があります。また、日によっては営業後の打合せやサロン教育講習なども行います。

―仕事をしていて理系の知識があって良かったと思う瞬間はありますか?

化粧品メーカーということで化学の知識は日々とても役に立っています!特に、カラーやパーマの仕組みなどの毛髪化学はケミカルでできているので、製品の良さを自分の中に落とし込みやすいです。また、美容師の中にはケミカルオタクと呼ばれる成分等にかなり詳しい方がいらっしゃるので、ついつい盛り上がって話過ぎてしまいますね(笑)

―化学の知識が活きるのは知識の吸収だけではないと?

そうですね。美容師に製品パフォーマンスを理解して使っていただき、製品の良さを受け入れてもらえた時は“勉強していてよかった”と思います。また、自分で他社製品などの調査・実験を行う癖がついているので、他社製品との比較をお伝えする際にそれぞれのメリット・デメリットを明確にお伝えするようにしています。この点は、美容師だけでなく代理店セールスからも信頼いただける点なのでとても仕事がしやすいと感じています。

― ありがとうございました!!

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新卒採用担当

タカラベルモントの採用・社員教育を担当する人事教育部。
インターンシップ・採用面接等で接する人事のメンバーは総勢10名ほど。新設されたこのオウンドメディアで、これまでなかなかお見せできなかったタカラベルモントの”生”情報についてお伝えしていきたいと思います!