シャンプー技術についての研究

タカラベルモントでは、未来に向かって新しい価値を提供する革新的な製品、「タカラらしい」製品をつくるために様々な研究が進められています。そして最新の研究の成果は、新製品や新技術に応用されています。

このコーナーでは、そのような研究の中から、学会で報告された研究や学会誌に掲載された研究論文についてご紹介していきます。

第一回目は、シャンプー技術についての研究です。

この研究内容は、第20回日本感性工学会大会(於東京大学)にて発表しました。
また、日本化粧品技術者会誌Vol.55-No.2(2021年6月号)に掲載されました。
シャンプー技術についての学術的な研究発表は国内初の事例です。

技術者とお客様双方が快適な新シャンプー

ルベルが新たに開発した地肌を“もみ洗う”『リフシャンプー』と、従来の“ゴシゴシ洗う”シャンプー技術。サロンでのシャンプー施術時、洗い方の違いによって心身に起こる変化についての研究を行いました。

心地よさやリラックス感など心理面の変化に加えて血流や自律神経系など生理面の変化も計測し、リフシャンプーが施術を受けるお客様に対して、心身ともに従来の方法より高い快適性を提供できることを証明しました。

さらに、今回は施術を行う技術者側の視点でも検証を行い、リフシャンプーは連続して施術を行っても疲労が少なく手指のバリア機能も失われにくい、技術者にとっても負担の少ないシャンプー技術であることがわかりました。

発表名
第20回日本感性工学会大会
「理美容師の作業負担および被施術者の快適性に対する新シャンプー技術の有用性」

日本化粧品技術者会誌Vol.55-No.2(2021年6月号)
「理美容師の負担軽減および被施術者の快適性向上を指向した「擦らない」シャンプー技術の有用性」

研究者
戸田和成、佐藤千怜、平山貴寛、萬成哲也、大石竜之、西川啓太、伊東正純、中嶋礼子、細川博史、大西日出男

研究風景


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様々な機器を使用して心身の状態を測定し、解析しました。
(右上)自律神経・心拍測定、(右下)皮膚温測定、
(左)筋硬度測定

研究結果

8名連続でシャンプーを行い、前後で施術者の腕の筋肉の硬さを測定。リフシャンプーでは筋肉が硬くならず、腕が疲れません。

リフシャンプー( 右) の方が、施術を受ける前後での指先の温度上昇がより大きく、副交感神経が活発になって血行が促進され、リラックスできていることを示しています。

研究者紹介

化粧品研究開発部 第一研究所 戸田和成さん

技術者の手や身体を守りたいという想いから生まれたリフシャンプーですが、その効果を学術的に証明できたことで、今まで以上に自信を持ってお勧めできます。

薬剤だけでなく、技術面でももっと理美容師の力になれるよう、今後も研究を進めていきたいです。

ルベル事業部 化粧品教育部 西川啓太さん

リフシャンのポイントは、
①ゴシゴシ洗わずもみ洗う ②地肌をもむように予洗い ③少しぬるめの38℃
です。この技術はインストラクターはもちろん、ルベル営業マン全員ができるように特訓しました。