【購買・調達管理】世界で戦う最良品質を支える!

ものづくりメーカーであるタカラベルモントの生産を下支えする部門、調達管理部門で活躍するY社員に本日は直撃インタビュー。多くの部門をまたぎ、協力企業との関わり合いが重要な仕事に密着です!

Profile

M.Y

1995年生まれ。2018年入社。理工学部卒。就職活動中に美容室で当社製品に出会ったことがきっかけ。 調べていくにつれ、美容室の全てを手掛け、プロフェッショナルからも高い信頼を得ている製品を作るタカラベルモントを志望することに。

現在は、工場の調達管理グループ所属。MOVE_Tプロジェクトにも参加。趣味は”子供と遊ぶこと、スポーツ観戦、飲み会”の二児のパパ。

- 具体的な仕事内容について教えてください。

調達管理は、工場で生産する製品に使用する部品を協力企業メーカーから購入するのが第一の仕事です。ただ購入するだけでなく、Q(品質)C(コスト)D(納期)を意識して部品を手配することが大切です。普段の業務としては、納期調整やコストの交渉などがメインとなります。

現在、滋賀工場の調達管理グループには6人在籍しており、約300社の企業から年間約50億円の部品を調達しており、1人1人が動かす金額も大きい仕事です。また、海外から購入する部品も多く、安定して部品を確保するために国内外の情勢や天災の情報などにもアンテナを張る必要があるのもこの仕事の特徴です。

- 一日どんなスケジュールで動いていますか。

ー この仕事をやっていてよかったこと、やりがいを感じられる瞬間は?

やりがいを感じる瞬間は、新製品を発売するときです。基本的には全ての製品に関わる部署なので、新製品が発売されたときは嬉しいですし、美容室やSNSなどで見かけたときは誇らしい気持ちになります。

私は、主に電気部品の調達担当を行っているのですが、世界的に半導体が不足し、タカラベルモントとしても半年以上前に注文している半導体が入荷されない状態が続きました。製品の心臓部である半導体が無いということは、もちろん製品を生産することが出来ません。そうなると、お客様に製品を納品できなくなる事態となります。

他のメーカーでも半導体不足の影響で生産停止となるニュースも相次いでいました。半導体メーカーからは「納期未定」の回答ばかりで、待っていても状況は良くならないと判断した私は、国内・海外の商社、ネット会社など約20社と交渉し、なんとか一定数の半導体を入手することができました!その結果、滋賀機器工場としては生産を続けることができ、高い売り上げを残すことにも繋がりました。

大半の企業からはお断りを受けていましたが、なかには「正直渡す余裕はないが、タカラさんが困っているなら何とかします!」という返事もあり、改めて幅広くコネクションを持つことの重要性を再認識しました。今までの仕事の中で最も達成感を得た出来事です。

監査で協力企業へ製造工程の確認に出向くことも

― 今後の目標は?

今の工場業務はまだまだ改善の余地があり、現状に満足せずに改善すべきだと考えています。現在は自分の仕事をこなすことで精一杯ですが、アナログで行っている数々の作業を自動化できるように仕組みの改善をしたいと思っています。そのためには、自部署だけでなく生産管理的な目線も経験して、知識を深めていきたいです。

― MOVE_Tプロジェクトにも参加されていますが、どんなことをしていきたいと思っていますか。

プロジェクトに参加して、一社員の意見が会社全体に発信されたり、広がっていくおもしろさを感じました。今後も会社や社員にとって働きやすくなるよう現場の意見を発信していきたいです。

最近は「会社にとって、お客様や他者にとってどのような行動をとるべきか」という意識を持って仕事するようになりました。改めて考えれば当然のことだと思いますが、自分のことで精一杯の時期から、視野を広げるきっかけになりましたね。

- 職場や社風についてどんな印象ですか。

部署間の壁を感じることなく、他部署の先輩や後輩に相談しやすい環境です。個人的には社内外問わず、コミュニケーションをとても大事にしているので仕事の話も、それ以外の話も気軽にできる職場の雰囲気はとても居心地が良いです。先輩後輩と飲み会に行くことも多いです!

また、メーカーとして、お客様のために全員で頑張るという工場の一体感を感じる場面が多いですね!

- さいごに、就職活動をする学生の方へメッセージをお願いします。

会社の中にも色々な業種、職種があります。就職活動を通して、固定概念を捨て、どんな企業でも調べたり、現場を見たりすることをお勧めします。その会社がどのような雰囲気なのか、どのような人が働いているのかを見ることは、自分が働く会社を決める上でとても大切だと思います。コロナ禍で行動が制限されることも多いかと思いますが、ぜひ様々な方法で自分の目で確認してください。後悔の無いよう目標に向けて最後まで諦めずに頑張ってください。

― ありがとうございました!

持ち前のコミュニケーション力で周囲の人を巻き込みながら、タカラベルモントのものづくりを支えるYさんに登場していただきました。ものづくりメーカーの裏側を少し感じていただくことができましたでしょうか。

profile

新卒採用担当

タカラベルモントの採用・社員教育を担当する人事教育部。
インターンシップ・採用面接等で接する人事のメンバーは総勢10名ほど。新設されたこのオウンドメディアで、これまでなかなかお見せできなかったタカラベルモントの”生”情報についてお伝えしていきたいと思います!